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【2025年版】Instagramトライアルリールのやり方|「どこから?」「できない」を5分で解決

「Instagramでフォロワーを増やすなら、リール活用が必須!」
そんな話はよく聞くけど、最近「トライアルリール」っていう新しい言葉、耳にしませんでしたか?

「フォロワーが増える新しい機能らしいけど、そもそも何のこと?」
「やり方を調べても、設定画面がどこにあるのか全然見つからない…」

もしかしたら、あなたもそんな風に悩んで、このページにたどり着いてくれたのかもしれませんね。

何を隠そう、僕自身もADHDの特性もあってか、こういう新しい機能やよくわからない横文字が出てくると、頭がごちゃごちゃになって「うわー、もう無理!」ってなりがちなんです。だから、あなたが今感じているモヤモヤ、すごくよく分かります。

でも、安心してください。この記事を読み終える頃には、そのモヤモヤはスッキリ解消されています。

結論から先にお伝えしますね。
実は、2025年7月現在、Instagramに「トライアルリール」という名前の公式機能は存在しません。

「え、じゃあ今まで調べてたのは何だったの?」と思いますよね。
大丈夫です。多くの人が「トライアルリール」と呼んでいる、“ある特定の新機能”が確かに存在します。

この記事では、その機能の正体から、誰でも真似できる具体的な設定方法、そして「できない!」とつまずいた時の対処法まで、どこよりも分かりやすく解説していきます。一緒に一歩ずつ、謎を解き明かしていきましょう。

目次

そもそもInstagramの「トライアルリール」とは?その正体を解説

さて、導入文で「トライアルリールという公式機能はない」とお伝えしましたが、ここからはその正体について、もう少し詳しく深掘りしていきます。「じゃあ、みんなが言ってるトライアルリールって一体何なの?」という一番の疑問を、ここで完全に解消しましょう。

結論:「トライアルリール」という名前の公式機能は存在しない

まず、大前提としてもう一度。
Instagramのヘルプセンターや公式発表を探しても、「トライアルリール」という機能についての記述は一切見つかりません。これは、僕たちが普段使っている機能の一覧に、その名前が存在しないことを意味します。

では、なぜこの言葉がまことしやかに囁かれているのでしょうか?それには、いくつかの理由が考えられます。

では、なぜ「トライアルリール」と呼ばれる?考えられる2つの可能性

多くの人が「トライアルリール」という言葉を使う背景には、主に以下の2つの可能性が考えられます。

1. Instagramが一部ユーザーに提供している「テスト機能」の俗称
Instagramは、新しい機能を本格的に導入する前に、一部のアカウントにだけ先行して提供し、その効果をテストすることがよくあります。あなたが見聞きした「トライアルリール」とは、このテスト段階にある新機能、特に「ひとつの投稿で複数パターンの動画やサムネイルを試せる機能」を指している可能性が非常に高いです。

2. 「試し(トライアル)にリールを投稿する」という行為そのもの
もう一つの可能性として、特別な機能ではなく、「どんな投稿が伸びるか、試しに投稿してみよう」という、マーケティングで言うところの「テスト投稿」や「仮説検証」の行為そのものを「トライアルリール」と表現しているケースです。

どちらのケースだとしても、目的は「どんなリールがユーザーにウケるのかを試し、投稿を改善していくこと」で共通していますよね。

この記事で解説するのはリール投稿の「A/Bテスト機能」です

そこで、この記事では、皆さんが最も知りたいであろう前者、つまりInstagramが新しく導入しつつある「A/Bテスト機能」を「トライアルリール」の正体と定義し、そのやり方を徹底的に解説していきます。

この機能を使えば、これまで「なんとなく」で選んでいたサムネイルや動画のパフォーマンスを、データに基づいて比較できるようになります。まさに、リール運用を科学的に改善していくための、強力な武器になる機能なんです。

【図解つき】Instagramトライアルリール(A/Bテスト機能)のやり方・設定手順

「トライアルリール」の正体が、リール投稿の「A/Bテスト機能」だと分かりましたね。ここからは、いよいよ本題である具体的な設定方法を解説していきます。「図解つき」とタイトルにあるように、あなたのスマホ画面を思い浮かべながら、一つ一つの手順をゆっくり追いかけてみてください。僕も最初、どこを触ればいいのか分からず戸惑ったので、その時の気持ちを思い出しながら丁寧に説明しますね。

【前提条件】この機能が使えるアカウントの種類と確認方法

まず、このA/Bテスト機能を使うには、あなたのアカウントが「プロアカウント」である必要があります。「プロアカウント」には、「ビジネス」と「クリエイター」の2種類がありますが、どちらでも大丈夫です。

「自分のアカウントがどっちか分からない…」という方は、以下の手順で確認できます。

  1. プロフィール画面右上の三本線(ハンバーガーメニュー)をタップ
  2. 「設定とプライバシー」を開く
  3. 「アカウントの種類とツール」という項目があれば、あなたはプロアカウントです。

もしこの項目が見当たらない場合、まだ個人用アカウントのままかもしれません。プロアカウントへの切り替えは無料で、同じ画面から数タップで簡単にできます。インサイト(分析機能)も見られるようになるなど、メリットしかないので、ぜひこの機会に切り替えておきましょう。

ステップ①:リール作成画面から「バリエーションをテスト」を探す

無事にプロアカウントになっていることを確認できたら、いよいよ設定です。

まずは通常通り、動画を編集し、音楽やエフェクトを設定して、リールを作成してください。そして、キャプション(投稿文)を入力したり、カバー写真(サムネイル)を選んだりする、最終の「シェア」画面まで進みます。

このシェア画面を、指でゆっくり下にスクロールしてみてください。「詳細設定」などの項目の近くに、「バリエーションをテスト」という新しい項目が見つかるはずです。これこそが、A/Bテスト機能の入り口です!

ステップ②:テストしたい要素(サムネイル or キャプション)を選択する

「バリエーションをテスト」の項目をタップすると、「何をテストしますか?」と尋ねられます。現在の仕様では、主に以下の要素をテストできることが多いようです。(※この項目はアップデートで変わる可能性があります)

  • サムネイル(カバー写真)
  • キャプション(投稿文)

どちらをテストするかは目的によりますが、初心者の方や、まず手軽に効果を実感したい方は、絶対に「サムネイル」から始めるのがおすすめです。リールがユーザーの目に触れる最初の瞬間、クリックされるかどうかはサムネイルで決まる、と言っても過言ではないからです。

ステップ③:複数パターンのサムネイル・キャプションを作成して投稿

テストしたい要素(今回はサムネイル)を決めたら、いよいよ複数パターンを設定していきます。

画面の指示に従って、「バリエーションA」と「バリエーションB」のサムネイルをそれぞれ設定します。動画の中から異なるシーンを選んだり、文字入れのデザインを少し変えてみたりと、どちらの方がクリックしたくなるか、という視点で2つのパターンを作ってみましょう。

設定が完了したら、あとはいつも通り右下の「シェア」ボタンを押して投稿するだけ。これで、A/Bテスト付きのリール投稿は完了です。お疲れ様でした!Instagramが自動でそれぞれのパターンの反応をテストし、よりパフォーマンスの良い方を多くのユーザーに表示してくれるようになります。

なぜ?トライアルリール(A/Bテスト機能)が「できない」ときの原因と対処法

「よし、やり方はわかった!早速やってみよう!」
…と、意気込んでシェア画面まで進んだのに、「あれ?『バリエーションをテスト』の項目がどこにもない…」

手順通りに進めているはずなのに、目的のボタンが見つからない。これ、結構へこみますよね。何を隠そう、僕もこの機能がなかなか表示されなくて、スマホを片手に15分くらい悩んだ経験があります。ADHDの特性なのか、一度「ない!」と思い込むと視野が狭くなっちゃうんですよね。

でも、大丈夫。あなたが表示されないのには、必ず理由があります。ここでは、A/Bテスト機能が「できない」ときの主な原因と、その対処法を一つずつクリアにしていきましょう。

原因①:アカウントの種類が「プロアカウント」になっていない

最もよくある原因がこれです。前の章でも少し触れましたが、このA/Bテスト機能は、分析を前提としたビジネス向けの機能。そのため、「個人用アカウント」のままでは利用することができません。

「自分では切り替えたつもりだった」という方も、念のためもう一度、[設定とプライバシー] > [アカウントの種類とツール]を確認してみてください。もしここに「ビジネス/クリエイターアカウントに切り替える」という表示があれば、まだ個人用アカウントの状態です。タップして切り替えを完了させましょう。

原因②:まだ自分のアカウントに機能が提供されていない

「プロアカウントになっているのは間違いない。それでも表示されない!」という場合、次に考えられるのがこの原因です。

InstagramなどのSNSでは、新しい機能は全ユーザーに一斉に提供されるわけではありません。「ロールアウト」と呼ばれますが、まず一部のユーザーから提供を開始し、徐々に対象を広げていく、というケースがほとんどです。

つまり、あなたのアカウントが、まだA/Bテスト機能の提供対象になっていない可能性があるのです。こればっかりは、僕たちユーザー側ではどうすることもできません。「自分のだけない…」と焦らず、「そのうち来るだろう」と気長に待つ姿勢も大切です。

原因③:Instagramアプリのバージョンが古い

意外と見落としがちなのが、この原因です。
A/Bテスト機能は比較的新しい機能なので、お使いのInstagramアプリのバージョンが古いと、そもそも機能自体が搭載されていないことがあります。

スマホの設定でアプリの自動更新をオフにしている方は、気づかないうちにバージョンが古くなっているかもしれません。一度、App StoreやGoogle Playストアを開いて、Instagramアプリが最新版になっているか確認してみましょう。「アップデート」のボタンが表示されていたら、すぐに更新してください。

【今すぐできる】3つのチェックリストと具体的な対処法

さて、ここまで解説した原因と対処法を、すぐにチェックできるよう一覧表にまとめました。上から順番に確認してみてください。

チェック項目 確認方法 対処法
① アカウントの種類は? プロフィール右上の三本線 → [設定とプライバシー][アカウントの種類とツール] [プロアカウントに切り替える]と表示されていたらタップして切り替える。
② アプリのバージョンは? App Store または Google Playストアで「Instagram」と検索 [アップデート]ボタンがあればタップして最新版にする。[開く]なら最新版です。
③ それでも表示されないか? 上記2つをクリアした上で、再度リールのシェア画面を確認 表示されなければ、まだ機能が提供されていない可能性大。実装を待つか、手動でのテストに切り替えましょう。

【補足】機能が提供されるまで待てない!という方へ
どうしても今すぐテストがしたい!という場合は、手動でA/Bテストを行う、という手もあります。
例えば、「同じ内容のリール動画を、サムネイルだけ変えてAパターンとBパターンとして用意し、それぞれ別の日に投稿。24時間後の再生数や「いいね」の数を比較する」といった方法です。少し手間はかかりますが、機能がなくても投稿の改善は進められますよ。

「やり方」がわかったら次は?効果的な活用でフォロワー増に繋げよう

お疲れ様です!ここまでで、あなたは「トライアルリール」ことA/Bテスト機能のやり方を完全にマスターしました。もう設定で迷うことはないはずです。

しかし、本当に大切なのはここからです。機能はあくまで道具。その道具をどう使って成果を出すかが、運用者の腕の見せ所です。僕も昔は、新しいツールを使えるようになるとそれだけで満足してしまい、肝心の「何のためにこれを使うんだっけ?」という目的を見失うことがよくありました。そうならないために、最後にこの機能の「本当の価値」についてお話しさせてください。

ただテストするだけでは意味がない!目的を持つことの重要性

A/Bテスト機能は、ただ何となく2パターンのサムネイルを設定するだけでは、宝の持ち腐れになってしまいます。この機能の本当の目的は、「自分の立てた仮説が正しいかどうかを、データで検証すること」にあります。

「仮説検証」というと難しく聞こえるかもしれませんが、要はこういうことです。
「僕のアカウントのフォロワーさんは、きっと可愛い動物の写真が好きだから、犬のサムネイル(A)と猫のサムネイル(B)なら、犬の方がクリックされるはずだ!」
これが「仮説」です。そして、実際にA/Bテスト機能を使ってAとBのどちらが良かったかを確かめるのが「検証」です。この繰り返しによって、あなたの投稿の精度はどんどん上がっていきます。

【初心者向け】まずは「サムネイルの勝ちパターン」を見つけよう

「仮説と言われても、何から試せばいいかわからない…」という方も多いでしょう。
そんな初心者のあなたがまず目指すべきゴールは、「自分のアカウントにおけるサムネイルの勝ちパターンを見つけること」です。

例えば、以下のような簡単なテーマでテストを始めてみましょう。

  • 人物の表情テスト: 「満面の笑顔のサムネ」 vs 「少しミステリアスな真顔のサムネ」
  • 文字入れテスト: 「大きな文字で一言のサムネ」 vs 「文字なしで映像勝負のサムネ」
  • デザインテスト: 「カラフルで派手なデザインのサムネ」 vs 「白背景でシンプルなサムネ」

いきなり全部やろうとせず、まずはこの中から1つだけ選んで試してみてください。「僕のアカウントでは、笑顔のサムネの方が反応がいいな」といった小さな発見が、大きな成果への第一歩になります。

次のステップへ:効果的な活用術と分析方法は別記事で徹底解説!

このA/Bテスト機能、実はもっと奥が深いんです。
どんな仮説を立てればフォロワー増に繋がるのか、という具体的な活用戦略については、続編である以下の記事で詳しく解説しています。やり方が分かった今読むと、理解度が格段に深まるはずです。

👉 【記事②へのリンク】インスタのトライアルリールは効果ある?新規フォロワーを増やす3つの活用術

そして、テストを行った後、その結果をどう読み解き、次に活かせばいいのか。その効果測定と分析方法については、こちらの記事があなたの羅針盤になります。

👉 【記事③へのリンク】伸びるリールはこう作る!トライアルリールの効果測定とPDCA改善術

まずはこの記事で「やり方」をマスターし、次のステップとしてぜひ↑の記事も読んでみてください。

【まとめ】

お疲れ様でした!最後に、今回の内容を簡単におさらいしましょう。

  • 「トライアルリール」の正体は、公式機能ではなく、主にリールの「A/Bテスト機能」を指す言葉。
  • この機能を使うには、「プロアカウント」への切り替えが必須
  • 「できない」時は、①アカウントの種類、②アプリのバージョン、③機能が未提供の3つを疑う。
  • 一番大切なのは、機能を使えることではなく、「仮説と検証」という目的を持ってテストすること。

Instagramの運用は、まさに試行錯誤の連続です。僕もADHDの特性と付き合いながら、日々「ああでもない、こうでもない」とテストと改善を繰り返しています。忘れっぽかったり、すぐ他に注意が移ってしまうからこそ、一つ一つのテスト結果を記録して、「勝ちパターン」を見つけていく作業が自分には合っているなと感じています。

この記事が、あなたのその第一歩を踏み出すきっかけになれば、これ以上嬉しいことはありません。一緒に頑張りましょう!

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