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【WindowsもOK】サウンドフラワー無しで音声を自動書き起こしする最も簡単な方法

私は音声入力でそのまま文章を作成する以外に、
音声を録音して、
それをGoogleドキュメントで自動書き起こしする方法もお勧めしています。

何がいいのかという部分については、
また別の記事で紹介をしますが、

今回は、Googleドキュメントで自動書き起こしする場合に、
音声をパソコンの中で鳴らす方法について紹介します。

Macではサウンドフラワーなど無料ソフトを使うことで、
できたりもするのですが、

今回の方法は、ウィンドウズでもMacでもどちらでも簡単にできますし、
やることも非常にシンプルで簡単なので、

非常におすすめです。

録音した音声をそのまま鳴らして書き起こしする弊害

その前に、

「普通に録音した音声をスピーカーで鳴らして、
それを、パソコンのGoogleドキュメントに聞かせて、
そのまま書き起こししたらいいんじゃないか?」

と思われ方もいると思います。

それでも一応、書き起こしできなくもないのですが

まずはその弊害について話をします。

 

録音した音声を、例えば、
スマホでボイスレコーダーで音声を撮って、
それをスマホのスピーカーで鳴らして、

Googleドキュメントの音声入力をオンにして、
自動書き起こしをしようとする場合。

 

確かに、ある程度は普通に書き起こしできます。

ただ、書き起こしをしている最中に、
誰かが部屋に入ってきて、話しかけたりすると、その音声も入力されてしまう危険性もあります。

 

また、外部からスピーカーで鳴らす分、
音声の質が下がって、認識精度が下がるということもあります。

 

後は、パソコンに入ってる音声をそのまま鳴らしながら、
音声入力をオンにしてみる方法。

これもやってみましたが、
音声を鳴らして、音声入力ボタンをオンにしてみても、
全く音声を認識しません。

 

なので、録音した音声を、
そのままパソコンの中で鳴らして、
ダイレクトにGoogleドキュメントで書き起こしできれば、

最高なんですよね。

普通にUSBの線でつないで自動書き起こしできないの?

そこでまず考えるのが、

普通にスマホとパソコンをUSBケーブルでつないでみるという方法。

もちろん私もやっていましたが、
この方法は、残念ながら全くGoogleドキュメントが音声を認識しません。

つまり、音声がパソコンの中で全く鳴っていないと言うことです。

 

USBで繋いで音声を流すと、
スマホのスピーカーからは音声は出なくなります。

しかし、それはパソコンの中で音が鳴っているから、というわけではなく、
単純にスピーカーから音が出なくなった、と言うだけだったのです。

Googleドキュメントで音声を自動書き起こしする方法

方法1:サウンドフラワー(無料ソフト)を使う

これは多くの方がブログなんかでも書かれていて、最もオーソドックスな方法です。

それは、
サウンドフラワーという無料ソフトをダウンロードすることで、
パソコンの中で音声を流すやり方。

 

サウンドフラワーを使うと、
パソコン内で流れている音声を認識し、
Googleドキュメントで音声の自動書き起こしが可能になります。

 

ただ、これはOSがMacの場合にしか使えませんし、
無料ソフトをダウンロードして、
いろいろと手順もあるので、なかなかハードルが高いと言う方も多いと思います。

 

サウンドフラワーを使った音声入力の書き起こしについて、
詳しい記事があったので、知りたい方は参考にされてください。

→Macで writer-app + Soundflower を使った完全自動文字起こしを行う方法 - ポップコーン

方法2:パソコン内蔵のステレオミキサーを使う

次に紹介するのがパソコンに内蔵されたステレオミキサーを使う場合。

ステレオミキサーとは、パソコン内の音声を録音したり再生する場合に使われるものですが、
これがウィンドウズパソコンの場合は内蔵されているものがあります。
(macOSの場合には内蔵されていないようですね。)

このステレオミキサーを使った方法についても、
こちらも詳しい記事があったので、紹介しておきます。

→ 音声入力の機能しかなくても録音音声の文字化を無料で簡単に行う方法 - 音声認識ラボ by 東京反訳

ただ、ウィンドウズパソコンの中でも、
このステラミキサーが内蔵されていないパソコンもあるようです。

自分のパソコンにステレオミキサーが内蔵されているかどうかは、
先ほど紹介した記事の中でも確認方法が書いてあるので、
それを参考にしてみてください。

 

それでは最後に、いよいよ、どんなパソコンでも、
非常に簡単に、1つの道具を使うだけで、簡単にパソコン内で音声が流せる方法を紹介します。

対策3:サウンドブラスターを使う

それが最後に紹介するのが、

サウンドブラスターと言うアイテムを使った方法です。

このSound Blasterを使った方法の良いところは、

パソコンがMacだろうとウィンドウズだろうと関係なく、
有線で、スマホで撮った音声をそのままパソコン内で再生することができる点です。

もちろん、再生した音声はGoogleドキュメントの音声入力で自動書き起こしが可能です。

サウンドブラスターの実際の使い方

それでは、簡単にサウンドブラスターの使い方について説明します。

使い方といっても、本当に簡単で、
サウンドブラスターを購入して、それをパソコンにつなぐだけ。
(手順に従って、ドライバー等はインストールしてくださいね)

1つ注意点なのが、
ケーブルつなぐ線をマイクとヘッドホンでまちがえないこと。

スマホ側=つまり、音声を鳴らすほうのケーブルをマイクのほうに繋がないと、
音声がパソコンの中で再生されません。
そこは気をつけてください。

後は、スマホやICレコーダーなど、
音声を録音したデバイスに合わせて、
アダプタなどを用意する必要もあります。

私の場合は、音声を録音しているのが、
USBーCのタイプのスマホなので、
USBーCとsound Blaster側のイヤホンジャックをつなぐアダプターを利用しています。

まとめ

ということで、いかがでしたでしょうか。

サウンドフラワーを使った方法や、
サウンドミキサーを使った方法は他の方も色々と紹介していますが、

サウンドフラワーの場合は、マックでないと利用できませんし、
サウンドミキサーの場合は、Macの場合は搭載されていません。

また、ウィンドウズの場合でも、サウンドミキサーが搭載されていないパソコンもあります。
(2019年に買った私のパソコンも残念ながら搭載されていませんでした・・)

 

その場合に、今回紹介したサウンドブラスターと言うアイテムを使って、
非常に簡単にパソコン内で音声が再生させることができ、
そのままGoogleドキュメントで音声の自動書き起こしが可能となります。

 

価格としても非常にリーズナブルなので、
サウンドミキサーやサウンドフラワーを今使っていて、
実際に録音した音声がGoogleドキュメントで文字起こしできてる、
という人でも、

1つ持っておくだけで、Macにもウィンドウズにも利用でき、
しかも線をつなぐだけで簡単に使えるので、
非常に便利です。

ぜひ利用してみてください。

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